日本中央競馬会により、中山競馬場の芝外回り1200メートルで実施されるのが、スプリンターズステークスです。これは、秋の短距離王者を決めるG1レースです。
このレースを制するには、中山競馬場のコースのクセを良く知っておくことが必要となります。
芝外回り1200メートルには、大きなカーブが第4コーナーしかありません。有馬記念 56回これが、大きなポイントとなっています。第4コーナーまで、直線距離にして500メートルくらいあるという他には見られないコースなのです。
また、坂の一番高い所からスタートとなり、その500メートルの半分くらいまで下りコースとなるので、とてもスピードが上がるようになっています。つまり、逃げ先行の馬にとって勝ちやすいコースになっているのです。指し馬や追い込み馬が活躍できる余地は乏しいコースといえます。大外を回って追い込むレーススタイルで一世を風靡した往年のフェブラリーステークス情報名馬デュランダルのようなわけにはいきません。
それから、コースの形状から見て、内枠が有利となります。ただし、スタートが悪ければそうはいかず、むしろ内枠がアダとなり、抜け出すのが難しくなり、良い結果が出ないことにつながります。その一方で、ハナに立つことばかりにこだわり、先頭キープのためだけで消耗してしまうのも直線コースで力が出せず、負けてしまいます。
このようにスプリンターズステークスは、コースの特徴から見て、なかなか勝つことは簡単ではありません。近年では外国馬についても研究する必要がありますから、なお一層、難しくなっているといえます。